田崎陽太、ファンタジーSFの世界を構築する秘訣は何ですか
Blenderはほとんどのプロの3Dソフトウェアより劣っていると考える人もいますが、Blenderはほとんどのプロの3Dソフトウェアに匹敵すると考える人もいます。そして、Blenderがほとんどのプロの3Dソフトウェアに匹敵しないことを証明する素晴らしいアーティストがいます。同じように、彼は田崎陽太であり、彼の専門はファンタジーサイエンスフィクションの世界を構築することです。 彼はジェネラリストと呼ばれ、コンセプトアート、CG、エフェクト、合成から完成まですべてを行うことができます。 そして本日、田崎陽太さんをウィングフォックスとのインタビューに招待し、ブレンダーでの制作経験を共有できることを光栄に思います。
クリエイティブな体験
Wingfox:いつからEnvironment Designやっていますか?ご経歴を簡単に説明してもらえますか?
田崎陽太:背景CGは6年くらいやっています。フリーランスで5年くらい活動した後に学生時代の友人とkhakiという名前の会社を設立してそこで背景アーティストとして働いています。
Wingfox:創作中によく使用するソフトはBlenderとCinema 4Dですが、この二つのソフトはEnvironment Designにとって優位のところを語ってください。
田崎陽太:Blenderはモデリングがとても素早く柔軟にできることが強みです。あと豊富なアドオンを使用して効率的に背景に必要な要素を作成することができます。
Cinema4DはMoGraphを使ったモデリングやレイアウトがとても強力です。各種deformerもとても優秀で非破壊で様々なモデリングをすることができます。あとアウトライナーの管理もとても柔軟で便利です。
Wingfox:ファンタジー世界の構築がお得意ですね(fantasy – sci-fi worlds)、いつからそのスタイルになったでしょうか?仕事環境の原因ですか?それとも個人の趣味で普段からこの系のスタイルを練習していますか?
田崎陽太:子供のころからファンタジックな世界観に憧れがありました。それは映画やアニメ、ゲームの影響だと思います。なので好きなものがそのまま仕事になった感じでとても楽しんでいます。自主制作などでもファンタジックな世界観の作品をつくって練習しています。
創造的なインスピレーションを見つける方法は?
Wingfox:普段はどうやって創作のインスピレーションを模索し、経験を積むでしょうか?生活中でとある事項やシチュエーションなどに創作の欲を刺激する事がありますか?それによって作った作品はありますか?それについて語ってください。
田崎陽太:インスピレーションは他のアーティストの作った作品を見たり、映画やゲームなどから得ることが多いです。ただそれだけだとつまらない模倣になってしまうことがあるので時々は山など自然の豊かな場所へ行って自然の雄大さなどを実際に体感しています。旅行などに行って異国の文化や風景をみることも好きなのでそこから刺激を受けることもあります。
Wingfox::貴方の作品には通常的に大量の建築物と物体などが関与しますが、貴方はどのように自分の創作の流れを最適化して創作時間を短縮しますか?普段から役に立つ作業習慣がありますか?
田崎陽太:重要なのは初めから細部にこだわり過ぎないことです。短い時間で全体的な雰囲気を作り徐々に形を整えていきます。ブロックを積み上げていくようにな作り方ではなく、まず全体像を作り彫刻の様に削りながらクオリティを上げていきます。
後はソフトウェアもなるべくその分野に特化したものを使うようにしています。それらを効率よく連携させて時間を節約しクオリティを上げていきます。
Wingfox::large scale environmentを作るには莫大な時間かかりますが、どうやって多忙なお仕事の中で、同時に個人創作の項目進行し、練習するでしょうか?この両者の平行はどうやって保つでしょうか?
田崎陽太:ひとつは上に書いた通り可能な限り効率化して作ります。あとは個人制作を仕事やプライベートと同じくらい大事なものとして取り組みます。仕事やプライベートの空いた時間にやるのではなく個人制作のために努力して時間を確保します。
創造的なボトルネックを克服する方法は?
Wingfox::一つの作品を作るには大量の時間を掛からないと成果が見えませんが、これらを作る際中に悩み事や苦痛や苛立ちなどはありますか?その場合はどうやって克服したでしょうか?それと創作中に ボトルネックに遭遇した場合はどうやって克服したでしょうか?(例:作業中に作品の効果が思ったより大きな差があり、もしくは次の段階の作業に何を作ればいいとわからないで中々進めるのが難しく感じた事。)
田崎陽太:作品作りで上手くいかない場合はその作業からいったん離れます。そして趣味の自主制作などをします。自主制作で行き詰った場合は仕事を進めます。どちらもうまくいかない場合は諦めて寝ます。
Wingfox::好きなアーティストはいますか?2Dもしく3D、その人達の作品や芸術スタイルは貴方に影響した事がありますか?
田崎陽太:特定の好きなアーティストはいませんが有名か無名か関係なくたくさんのアーティストから日々刺激を受けています。最近では若い優秀なアーティストの活躍が目立つので彼らから学ぶことも多いです。
ファンに言いたいこと
Wingfox::貴方みたいな凄腕のEnvironment Artistを目指す人に何かのアドバイスや伝えたい事はありますか?彼らを励んでください!
田崎陽太:優秀なアーティストから盗むことを躊躇しないでください。そして可能な限り楽しんで作業します。そうすると自然と上達すると思います。
Wingfox:インタビューできて光栄です。ご協力ありがとうございます。
田崎陽太についてもっと知りたい、そしてYotaと一緒に学び、成長したい友達は、田崎陽太の新しいクラスについてもっと知るためにクリックすることができます:Blenderで大規模なファンタジー都市を作成する
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